CUBE SUGAR CONTAINER

技術系のこと書きます。

Python

Python: pandas の Series#apply() で複数カラムの特徴量を一度に作る

今回は、複数カラムの特徴量を一度に作りたいなーっていう、たまに思うやつを書く。 結論から先に書いてしまうと、返り値を Series にしてやれば良い。 使った環境は次の通り。 $ sw_vers ProductName: Mac OS X ProductVersion: 10.14.3 BuildVersion: 18D1…

Python: pandas でグループごとにデータをサンプリングする

取り扱うデータをサンプリングする機会は意外と多い。 ユースケースとしては、例えばデータが多すぎて扱いにくい場合や、グループごとに件数の偏りのある場合が挙げられる。 今回は pandas を使ってグループごとに特定の件数をサンプリングする方法について…

Python: テストで SQLite3 のインメモリデータベースを使うときの問題点と解決策

今回は SQLite3 のインメモリデータベースをテストで使うときに生じる問題点と、その解決策について。 SQLite3 のインメモリデータベースを使うと、追加でソフトウェアをインストールしたり、データベースファイルを作ることなくリレーショナルデータベース…

Python: Adversarial Validation について

最近、Kaggle などのデータ分析コンペで使われることの多い Adversarial Validation という手法について調べたり考えていたので書いてみる。 背景 Adversarial Validation という手法は、データ分析コンペに存在する、ある課題を解決するために考案された。 …

Python: scikit-learn の cross_validate() 関数で独自の評価指標を計算する

今回は scikit-learn の cross_validate() 関数で、組み込みでは用意されていないような評価指標を計算する方法について書く。 使った環境は次の通り。 $ sw_vers ProductName: Mac OS X ProductVersion: 10.14.3 BuildVersion: 18D109 $ python -V Python 3…

Python: CatBoost を使ってみる

今回は CatBoost という、機械学習の勾配ブースティング決定木 (Gradient Boosting Decision Tree) というアルゴリズムを扱うためのフレームワークを試してみる。 CatBoost は、同じ勾配ブースティング決定木を扱うフレームワークの LightGBM や XGBoost と…

Python: k-NN Feature Extraction 用のライブラリ「gokinjo」を作った

表題の通り、k-NN Feature Extraction という特徴量抽出の手法に使う「gokinjo」という Python のライブラリを作った。 今回はライブラリの使い方について紹介してみる。 github.com k-NN Feature Extraction で得られる特徴量は、Otto Group Product Classi…

Python: 自作ライブラリのパッケージングについて

今回は Python で自作したライブラリなどをパッケージングして、配布できる状態にする方法について書いてみる。 現在の Python では、パッケージングに setuptools というサードパーティ製のライブラリを使うのがデファクトスタンダードになっている。 この …

Python: Unix における python* コマンドと処理系のバージョンについて (PEP394)

今回は Unix ライクなシステムにおける python* コマンドの振る舞いと、処理系のバージョンについて色々と書いてみる。 きっかけは、以下のブログ記事を目にしたため。 rheb.hatenablog.com 上記のブログでは Red Hat Enterprise Linux 8 に搭載される予定の…

Python: XGBoost を使ってみる

XGBoost (eXtreme Gradient Boosting) は勾配ブースティング決定木 (Gradient Boosting Decision Tree) のアルゴリズムを実装したオープンソースのライブラリ。 最近は、同じ GBDT 系のライブラリである LightGBM にややお株を奪われつつあるものの、依然と…

Python: Hyperopt で機械学習モデルのハイパーパラメータを選ぶ

今回は、機械学習モデルのハイパーパラメータをチューニングするのに用いられる Python のフレームワークの一つとして Hyperopt を使ってみる。 このフレームワークは、機械学習コンペティションの一つである Kaggle でよく用いられるものとして知られている…

Python: 機械学習における不均衡データの問題点と対処法について

機械学習における分類問題では、扱うデータセットに含まれるラベルに偏りのあるケースがある。 これは、例えば異常検知の分野では特に顕著で、異常なデータというのは正常なデータに比べると極端に数が少ない。 正常なデータが 99.99% なのに対し異常なデー…

Python: アンサンブル学習の Voting を試す

今回は機械学習におけるアンサンブル学習の一種として Voting という手法を試してみる。 これは、複数の学習済みモデルを用意して多数決などで推論の結果を決めるという手法。 この手法を用いることで最終的なモデルの性能を上げられる可能性がある。 実装に…

Python: Optuna で機械学習モデルのハイパーパラメータを選ぶ

今回は、ハイパーパラメータを最適化するフレームワークの一つである Optuna を使ってみる。 このフレームワークは国内企業の Preferred Networks が開発の主体となっていて、ほんの数日前にオープンソースになったばかり。 ハイパーパラメータ自動最適化ツ…

Python: Annoy の近似最近傍探索 (ANN) を試す

今回は Spotify の作った近似最近傍探索 (ANN: Approximate Nearest Neighbor algorithms search) ライブラリの Annoy を試してみる。 ANN は k-NN (k-Nearest Neighbor algorithms search) の一種で、厳密な解を追い求めない代わりに高いスループットが得ら…

Python: k-NN Feature Extraction について

k-NN Feature Extraction (k-近傍法を用いた特徴量抽出) という手法があるらしい。 これは、文字通り k-NN (k-Nearest Neighbor algorithm: k-近傍法) を特徴量の抽出に応用したもの。 興味深かったので、今回は自分でも Python を使って実装してみた。 手法…

Python: 特徴量の重要度を Permutation Importance で計測する

学習させた機械学習モデルにおいて、どの特徴量がどれくらい性能に寄与しているのかを知りたい場合がある。 すごく効く特徴があれば、それについてもっと深掘りしたいし、あるいは全く効かないものがあるなら取り除くことも考えられる。 使うフレームワーク…

Python: 実行環境が Jupyter Notebook か判定する

今回は Python の実行環境が Jupyter Notebook か否かを判定する方法について。 ベースのアイデアは以下の Stackoverflow からお借りした。 stackoverflow.com 使った環境は次の通り。 $ sw_vers ProductName: Mac OS X ProductVersion: 10.13.6 BuildVersio…

Linux の UNIX パスワード認証について調べた

ふと Linux ディストリビューションのユーザ認証周りについて気になって、その中でも特に UNIX パスワード認証について調べてみた。 UNIX パスワード認証というのは、Linux に限らず Unix 系のディストリビューションで広く採用されているパスワードを使った…

IPv4 アドレスの値段

今回は IPv4 アドレスの値段や、その売買に関する動向について調べてみた。 TL; DR IPv4 アドレスは売買できる オークションにおける IPv4 アドレスの売買単価は値上がり傾向にある 2018 年 11 月 1 日現在、IPv4 アドレス一つあたり 17 ~ 20 USD ほどで取引…

Python: pandas-profiling でデータセットの概要を確認する

今回は pandas-profiling というパッケージを使ってみる。 このパッケージを使うと pandas の DataFrame に含まれる各次元の基本的な統計量や相関係数などを一度に確認できる。 最初にデータセットのサマリーを確認できると、その後の EDA (Exploratory Data…

Python: scikit-learn の FeatureUnion を pandas の DataFrame と一緒に使う

今回は scikit-learn の FeatureUnion を pandas の DataFrame を一緒に使うときの問題点とその解決策について。 scikit-learn の FeatureUnion は、典型的には Pipeline においてバラバラに作った複数の特徴量を一つにまとめるのに使われる機能。 この Feat…

Python: scikit-learn の Pipeline 機能のキャッシュを試す

今回は scikit-learn の Pipeline に存在するキャッシュの機能を試してみる。 scikit-learn の Pipeline は、データセットの前処理・特徴量抽出からモデルの学習・推論までの一連の処理手順をひとまとめにして扱うことのできる機能。 以前に、このブログでも…

リモートサーバの Jupyter Notebook を SSH Port Forwarding 経由で使う

一般的に Jupyter Notebook はローカルの環境にインストールして使うことが多い。 ただ、ローカルの環境は計算資源が乏しい場合もある。 そんなときは IaaS などリモートにあるサーバで Jupyter Notebook を使いたい場面が存在する。 ただ、セキュリティのこ…

Python: デコレータについて

Python の特徴的な構文の一つにデコレータがある。 便利な機能なんだけど、最初はとっつきにくいかもしれない。 そこで、今回はデコレータについて一通り色々と書いてみる。 先に断っておくと、とても長い。 これを読むと、以下が分かる。 デコレータの本質 …

Python: メモ化した内容を percache で永続化する

プログラムを高速化する手法の一つとしてメモ化がある。 これは、関数の返り値をキャッシュしておくことで、同じ呼び出しがあったときにそれを使い回すというもの。 今回は、メモ化でキャッシュした内容を補助記憶装置に永続化できる Python のパッケージと…

Python: グローバルスコープにあるオブジェクトの __del__() でインポートしたときの挙動について

今回は Python の __del__() メソッドでちょっと不思議な挙動を目にしてから色々と調べてみた話。 具体的には、グローバルスコープにあるオブジェクトの __del__() で別のモジュールをインポートしてるとき、そのオブジェクトがプロセス終了時に破棄されると…

Python: scikit-learn のロジスティック回帰を使ってみる

最近、意外とロジスティック回帰が使われていることに気づいた。 もちろん世間にはもっと表現力のある分類器がたくさんあるけど、問題によってどれくらい複雑なモデルが適しているかは異なる。 それに、各特徴量がどのように働くか重みから確認したり、単純…

Python: scikit-learn の Pipeline 機能をデバッグする

今回はだいぶ小ネタ。 以前にこのブログでも記事にしたことがある scikit-learn の Pipeline 機能について。 blog.amedama.jp scikit-learn の Pipeline 機能は機械学習に必要となる複数の工程を一つのパイプラインで表現できる。 ただ、パイプラインを組ん…

Python: 層化抽出法を使ったK-分割交差検証 (Stratified K-Fold CV)

K-分割交差検証 (K-Fold CV) を用いた機械学習モデルの評価では、元のデータセットを K 個のサブセットに分割する。 そして、分割したサブセットの一つを検証用に、残りの K - 1 個を学習用に用いる。 上記の作業で、元のデータセットを K 個のサブセットに…