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4K ディスプレイを導入するときは HDMI ケーブルに注意が必要

今回は、自宅で 4K ディスプレイを導入した際に HDMI ケーブルを起因とするトラブルが起きた話について。

生じた問題について

我が家では、自宅の作業環境を改善する一環として半年ほど前に 4K ディスプレイを導入した。 そして、普段使っているパソコンとは HDMI ケーブルを介して接続することにした。 その際に、自宅にあった適当な HDMI ケーブルを使ってつないでしまったのがまずかった。

具体的には、次のような問題が発生した。 普段はちゃんと映るのに、たまに何の前触れもなく画面が真っ暗になる (ブラックアウトする) 。 問題が発生する間隔はまちまちで、数十分発生しないかと思いきや、ひどいときは数分と待たずに連続して起こる。

結局、問題を切り分けながら HDMI ケーブルに当たりをつけて 4K 対応を謳っている製品に入れ替えたところ問題は解消した。 そして、この問題はどうやら HDMI を扱う上で意外と有名な現象らしかった。 具体的には、ケーブルの相性問題がある。

HDMI ケーブルには準拠する仕様としてのデータ転送レートがある上で、信号の減衰やノイズがのったりするとエラーが生じて画面が写りにくくなるらしい。 そして、ディスプレイの解像度やリフレッシュレートが上がると、必要とするデータ転送レートも上がるため、よりエラーの発生にシビアになる。 今回も、解像度がフル HD のディスプレイでは何の問題もなく使えるのに、4K にしたところ発生するようになった。

それまで使っていた機材を流用してディスプレイを入れ替えるときは気をつけよう。