表題の通り、Python3 エンジニア基礎認定試験という民間の試験を受けてみた。
最近になって合格証書が届いたので、どんな感じだったか軽く書いてみる。
受けるまでの経緯
Python の認定試験が始まるらしいということは以前から知っていたんだけど、続報を聞かないのでどうなっているのかなーと思ってた。 そんな折、友人と Python について話す機会があって、そこでベータ試験が始まっていることを教えてもらい受けてみることにした。 最初の方のベータ試験は受験料が無料だったみたいだけど、受けたのは最終ベータ試験ということで有料 (¥10,800) だった。 ちなみに、ベータ試験であっても合格すれば本試験に合格したのと同じ扱いになるらしい。
蛇足だけど、ベータ試験の場合は払った費用が受験料という名目ではなくて試験を主催してる団体への協賛金という扱いになるっぽい。 要するに、お金周りの動きのチェックってことなんだろうね。 あと、特典として Pythonic マグカップがもらえた。
受験しての所感
問題の内容は、特に引っかけという感じの設問もなく素直な印象を受けた。 普段 Python で実務をこなしてるような人なら、特に勉強しなくても受かるんじゃないだろうか。 一応、認定教材としては Python チュートリアルが挙げられている。 試験の問題は、この本の内容に沿って章ごとに一定の割合で出されるっぽい。
- 作者: Guido van Rossum,鴨澤眞夫
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2016/03/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (1件) を見る
それと、合格証書と一緒に、こんな感じで何処でどう得点したか示された紙がもらえる。 得点の低かった標準ライブラリは盲点で、普段使わない機能とかが出てくると分からないね・・・。 別に使ったことなくても、そのときは公式ドキュメントを調べれば良いんだし!(言い訳)
受験時には、問題の誤りや Pythonic じゃないと感じた点があったら問題用紙に記号を書き込んで教えてくれ、というようなアナウンスもあった。 これは、おそらくベータ試験だからの措置で本試験ではきっとなくなるんだろうと思う。 ちなみに、試験後に問題用紙は回収されるので持って帰ることはできなかった。 あと、受験したベータ試験ではマークシート方式の筆記試験だったけど、本試験が始まったら CBT になるっぽい?
まとめ
今回、Python3 エンジニア基礎認定試験のベータ試験を受けて合格した。 内容的には落とすための試験という感じではないので、基本的な文法や機能さえちゃんと理解していれば受かりそう。
スマートPythonプログラミング: Pythonのより良い書き方を学ぶ
- 作者: もみじあめ
- 発売日: 2016/03/12
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログ (1件) を見る