システムの uptime (連続稼働時間) に関する情報はプラットフォームごとに取得する方法が異なっている。 今回紹介する Python の uptime パッケージは、それらの差異を吸収して共通の API で連続稼働時間を知ることができる。
今回使った環境は次の通り。
$ sw_vers ProductName: Mac OS X ProductVersion: 10.11.4 BuildVersion: 15E65 $ python --version Python 3.5.1
インストール
uptime を pip コマンドでインストールする。
$ pip install uptime
使ってみる
使い方はシンプルこの上ないので REPL を使って示す。 python コマンドで起動しよう。
$ python
連続稼働時間は uptime モジュールの uptime() 関数で得られる。 単位は秒。
>>> import uptime >>> uptime.uptime() 107.211436
ちなみに、もし連続稼働時間が不明なときには None が返るらしい。
複数回呼び出すと、もちろんだんだんと数値 (連続稼働時間) が増えていく。
>>> uptime.uptime() 111.069084 >>> uptime.uptime() 113.490662
また boottime() 関数では起動した時間を得ることができる。
>>> uptime.boottime() datetime.datetime(2016, 3, 31, 21, 27, 5, 65)
シンプル!
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