CUBE SUGAR CONTAINER

技術系のこと書きます。

Mac で USB シリアルケーブルの iBUFFALO BSUSRC0610BS を使う

2021-03-23 追記: macOS Mojave (10.14) 以降、ドライバのインストールは不要になっています。

法人向けのネットワーク機器を使ったりするときなんかは、コンソールを取るのにシリアルケーブルが必要なことがある。 今回は、家で使っている iBUFFALO BSUSRC0610BS を Mac OS X で使う方法についてメモっておく。

商品はこちら。

この製品のドライバはチップメーカーが Web サイトで公開している。

www.ftdichip.com

通常であれば Mac OS X 10.9 and above の x64 (64-bit) を選んでインストールすれば良い。

あるいは Homebrew Cask をインストールしているなら、それ経由で入れることもできる。

$ brew cask install ftdi-vcp-driver

インストールしてケーブルをつなぐと /dev 以下にデバイスが見えるようになる。

$ ls /dev | grep usbserial           
cu.usbserial-FTF6PD08
tty.usbserial-FTF6PD08

あとは、このデバイス経由で通信すれば良い。 後ろに指定している 9600 はボーレート (通信速度) なので、機器に設定されているものを使おう。

$ screen /dev/tty.usbserial-FTF6PD08 9600

機器のログインコンソールが表示されれば成功。

login: 

Mac 用のドライバがない USB シリアルケーブル (のチップ) もたまにあったりするので、使えることが確認できているものは安心できる。

めでたしめでたし。